先日、大阪に遊びに行ったときに
大学時代の友人と会ってきました。
いつも通りゴルフをしてきたわけですが。笑
帰りに【不労所得】に関するになりましたので
議事録としてまとめておきます。
会話の相手を簡単に紹介しておくと
僕と同じ地方大学の研究室の同期で
3年間共に過ごしてきた方です。
現在は、関西で自動車系企業に勤めている社会人2年目。
置かれた状況としては、ほとんど僕と同じだと思います。
なので、話が合うんですね。
とにかく、働きたくない、お金が欲しいと願う我々の会話です。笑
え:筆者
U:友人
え:「明日からまた仕事やなぁ」
U:「どうにかお金増えれば、働かんくてええのになぁ」
「ブログで見たけど、投資しとるんやんな」
え:「興味本位で始めたよ。色々やってみて、やっと固まってきた感じだね」
「いつかは働かんくていいくらいのお金が稼げたらええんやけどね」
U:「不労所得っていいよな」
「夢のまた夢やろけどな」
え:「俺は一応目指すけどね。笑」
「ちなみに、投資はやってる?」
U:「つみたてNISAと株を少々。」
「でも、株は難しいから積立投資の1本で行こうかなぁって悩んでる」
え:「なるほどね…」
さて、他愛もない会話でしたが
この時、ふと思いました。
不労所得で生活することは可能なのか?
答えは可能です。
ただし、今すぐは無理で
そこにたどり着くまでは
かなり困難な道が続きそうです。
【実現可能か考えてみよう!】
まず、不労所得で生活という定義を決めておきます。
贅沢はしない前提で、手取りが月12.5万で生活ができると仮定します。
なので、年間12.5万×12か月で150万円の収入があれば達成です。
ただし、投資では
利益に対して20%の税金がかかりますので
手取り150万円を得ようとすると
投資での利益は188万が必要となります。
しかも、この利益は引き出して使うためのお金なので
含み益ではなく、確定利益でなければいけません。
つまり、年間188万円の確定利益を
安定して獲得できれば
不労所得で生活が可能ということになります。
では、それが現実的なのか考えていきます。
①どのような投資法にするか
②どの銘柄に投資するか
③どれだけの資金が必要か
この2点に着目していきましょう。
①どのような投資法にするか
今回は不労所得で生活することが目的なので
実際に手元にお金がないといけません。
しかも、たまたま利益が出たというのもダメですね。
再現性の高い投資でなければ途中で破綻してしまいます。
確定利益が確保できて
再現性のありそう投資法候補は下記の通り
・投資信託の積立投資or一括投資
・ETFの積立投資or一括投資
・個別株の一括投資
いくつか候補はありますが
今回はETFの一括投資でシミュレーションすることにします。
理由は2つあって
1つ目はキャピタルゲイン(配当金)が得られるからです。
今回は、手元にお金がくる方法を選択しなければいけないので
インカムゲイン(値上がり益)だけだと収益が不安定になりかねません。
そういう意味では、投資信託は今回は選択肢から外しました。
※資産形成としては投資信託は有用な投資法です。
2つ目は
安定性が比較的高いからです。
そもそもETFとは、ある括り(日経225、ダウetc)を一括して購入するイメージなので
分散投資をしていることになります。
やはり、個別銘柄を1つずつ買うとなると資金額も莫大になりますし
選択するのもかなり難しいです。
ですので、個別株は今回選択肢から外しました。
※知識のある方は個別株の方が利益が出ることもあります
②どの銘柄に投資するか
では、どのETFを購入しましょうか。
これはもうほぼ決まってます。
米国株式関連ETFor全世界株式ETFのどっちかですね。
基本的に、アメリカが勢力を牛耳っていますが
今後はインドや中国が台頭してくる可能性があります。
そのリスクに備えたい方は全世界向きですし
今のようにアメリカ中心の世界が続くと思うのであれば
米国株式向きです。
今回は米国株式関連ETFにしておきます。
具体的には、SPYD、VTM(高配当銘柄)やVIG(増配銘柄)、VTI(S&P500関連)に
分散するのでいいと思います。
利回りとしては、インカムとキャピタル合わせて
5%くらいは現実的に可能でしょうから
今回は毎年5%の確定利益を得られると仮定して計算していきます。
(厳密に言うと、キャピタルゲインを得ようとしている時点で不労ではないですが。笑)
※あくまで数年単位で見た時に5~10%の利回りなので
うまくいかない年もあると思います。ご注意を。
③どれだけの資金が必要か
さて、ここまで来たら
後は簡単です。
毎年5%の利益を手元に得られると仮定したときに
資金がいくらあれば188万円の利益が出るのか計算するだけですね。
資金○○万円×5%=188万円
○○=3760万円
高っ!!笑
まあ、そんなもんか。
ポジティブに考えたら、こんだけ貯めたら
働く必要ないってことだね。笑
【結論】
月12.5万円の不労所得生活は
3760万円を米国株式関連のETFで運用すれば可能である。
おまけ
ちなみに、
月12.5万の場合、7%で運用できれば2685万円でOK
月10万の場合、5%で運用できれば3000万円でOK
月10万の場合、7%で運用できれば2142万円でOK
逆に運用金額から計算すると
1000万円を5%で運用できれば、月3.3万の不労所得が得られます。
それだけでも携帯代、光熱費などは賄えそうですね。
不労所得ではなくても
週3日のバイトと組み合わせたら
十分な生活できそうですね。笑
このように目標額や目的をはっきりさせることが
モチベーションやリアリティを生むことに繋がります。
不労所得で生活することを目指す方は3000万くらい
そこまで必要なくても1000万くらいなら
貯められる方も多いと思います。
ぜひ、ご検討を。
※投資は自己責任です。
今回記載した利回りはあくまで想定であり
確約できる情報ではありません。ご注意を。